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| ボックスのタイトル : 奥の間 題名 : NEU FRISCH |
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NEU FRISCH
君の咲かせた花
摘み取ってあげよう
こんな交接を
願っていた
eine geschlossene Sitzung.
悶え
喘ぎ
舌に応える
「いい…神に見捨てられた‥君」
充血した月が
闇を割って現れる
首に描かれた
青い線をなぞる
精霊が築きあげた
この城
新しい曲が始まった
鬼哭の声が奏でる
君の怨色に
乾杯!
「ああ なんて芳しい…」
真っ赤な唇から
ふしだらな声を漏らし
体をくねらせる女達
一つ
また一つと
装飾を施す腕には針のような突起を
真っ赤な唇には金色の粉を
君の怨色には もっと贅沢な装飾を
赤い花びらを裸体に
何よりも優美に
「美しい そして 何よりも醜い」
怨色で 歪む顔
その指先は 何を望む?
光
全て常闇に沈む
せめて降誕祭に
乾杯!
Prosit!
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