Side A
原田知世「早春物語」
聴く人をとりこにするウィスパーボイス。
当時、芸能雑誌の読者アンケート「Hしたくないタレント」部門ではなぜか常に上位。
理由は「汚したくないから」ですって。
これが本物の清純派。
古きよき時代の男子もまた、慎み深く純情だったのですねえ。選ぶほうも選ばれるほうも、あっという間に絶滅危惧種になっちゃいました。
キャッチーなイントロで軽快に流れる曲。比類ない清涼な歌声が、五線譜の上を軽やかに弾んでいるようです。
年上のオジサマに幼い恋を抱く少女を描いた同名映画の主題歌でした。
2000 BEST 原田知世 ベスト
↑「時をかける少女」をはじめ、映画やCMに使われた懐かしのヒット曲を集めたベスト盤です。
「地下鉄のザジ」がお気に入りです。
ノスタルジックでどこか不思議なデジャヴを連想する彼女の歌は、「どうして私は彼女に生まれてこなかったのだろう」という不条理な苦悩を今でも回帰させます…。自嘲。
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↑プリプリの「M」をはじめ、失恋を美しい思い出に昇華させるのに欠かせないウットリソングぞろい。
知世嬢と同じくカドカワ娘として日本映画界を席捲した薬師丸ひろ子のうるわしの名曲「WOMAN」が収録されているのも涙モノ。
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↑真の清純派女優☆一番まぶしかった少女時代の映画「時をかける少女」「早春物語」「天国に一番近い島」3本まとめてどうぞ♪
抱き締めたくなるいとおしさです。
今もインスタントコーヒーのCMなどで垣間見る、変わらない柔らかで上品な微笑。ああいうのをアルカイック・スマイルというのでしょうか。
本当に綺麗に年月を経ていて、心から憧れます。
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