Side A
ラヴェル作曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」
幻のクイーン・・・英国の華やかな大輪の薔薇・故ダイアナ元妃に捧げます。
フランス印象主義音楽の先駆者・ラヴェルが、ルーヴル美術館所蔵の王女の肖像画にヒントを得て、24歳の時に作りました。スペイン国王フェリペ4世の宮廷画家ベラスケスは、このマルガリータの肖像を何枚も描き残しましたが、愛らしく可憐な王女は、24歳のときに嫁ぎ先のウィーンで亡くなっています。
パヴァーヌとはバロック期のゆったりとした舞曲のこと。
ピアニストのシャルル・ウールモンがこの曲をあまりに物憂げに演奏したとき、ラヴェルは次のように注意したといいます。 「気をつけて!これは『死んだ』パヴァーヌじゃないよ」
典雅で流麗で、胸をうつ美しい曲です。
Adagietto〜アダージェット
↑ソプラノ美人歌手、中丸三千繪によるアルバム。フィルハーモニア管弦楽団との共演による作品。親しみやすく、なおかつ壮麗です。耳に残る名曲ぞろい。 ラヴ クラシックス
↑「愛」をテーマに厳選したクラシック集。オムニバス盤で手軽にクラシック通に!
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